ミナミアオカメムシはボスニア・ヘルツェゴビナの夢を見るか?

ボスニア・ヘルツェゴビナには、「カメムシを家の中で見つけると、その家はまもなく金運を授かる」という言い伝えがあるそうです。

先週に引き続き、ミナミアオカメムシの工作をする

さて、先週、一時は餃子の皮になりかけた皿。

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水性ニスで仕上げました

本当はずっと欲しかったスプレー式のニスがあったので、この機会に買おうと思って調べていたら、それはアクリル絵の具の上には使えないことが判明。

それで、何年も前に買ったパジコの水性ニスを、蓋のところが固まっているのを無理矢理開けてみたら、まだ使えたので、結局それで仕上げた。

 

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色々やってはやめるので、大体のものは揃っている私の工具箱たち。こいつらのせいで机の下で脚をブラブラ出来ない。

かつて、レジンから、プラ板、粘土とか、色々なものを作ったが、誰でも作るようなアクセサリーを見せても面白くないので、おそらく私以外に作る人はいないであろう作品をお披露目。

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なんだかよくわかんないけど、飼ってたナミアゲハの幼虫が脱皮した時の脱皮殻をレジンで固めたもの。どうしようもない。

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横から見るとこんな感じで飛び出ています。金持ちの家に飾ってある鹿の頭の剥製の様なイメージですね(?)

次は、みんな大好き、ミナミアオカメムシのブレスレット。

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赤丸部分には飼育しているうちにモゲてしまったミナミアオカメムシの脚が封入されている。

あ、別に私の飼育が荒くてモゲたのではない(と思う)。

ミナミアオカメムシを飼育下に置くと、やはり、自然界ではあり得ないほど長生きするので、本体部分よりも脚にガタがきて一本ずつモゲていくのだ。

前も書いたけど、やはり虫は自然の中で自然に死んでいくのが一番幸せだと思うので、いくら飢え死にしそうになっていても、凍え死にそうになっていても、できるならあまり保護はしないほうがいいと思う。

もし飼育するなら、幼虫を保護して育てて、大人になったら放すとかが本人たちにとっては、一番いいかと。

人間よりも、猫よりも、生きる目的が、ただ、生きること、なので、そこを不自然に生き永らえさせても、不幸なんじゃないかと、あくまでも、私が見ていた上で感じたことだけど、そう思う。

と、いう、戒めのブレスレット。 

ちなみに一回もつけていない。

 

そして、最後は、歯のジップチャーム。

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ご安心ください。本物の歯ではありません。

私の抜いた親知らずから、「おゆまる」というお湯で柔らかくなる粘土の様なもので型を取り、樹脂粘土を型にはめ、アクリル絵の具で歯の黄ばみを再現した後、レジンでコーティングする、という、歯科技師ごっこをした時に作ったもの。

 

これも一回も使ったことはない。

 

まあ、そういう感じで、どうしようもない創作物が山ほどあるのだが、この前、餃子の皮、じゃなくて、皿を作った時に、アクリル絵の具面白いなあと思って、セリアで買った皿にもミナミアオカメムシの絵をつけてしまい、また、どんどん創作物が増えていくのだ。

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カメムシ雑貨屋さん。

 

更に、樹脂粘土が出てきたので、ミナミアオカメムシ製作。

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完全に解剖中の図

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出来たけど、これ、相変わらずどうしようもないな。

これ単体だと足の強度が弱すぎるし、かと言って何かに貼りつけてしまうとせっかく腹部部分まで作ったのに、見えなくなるのがヤダ。

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なにか、ガラスとかの外側に貼りつけるか。

そういえば、ミナミアオカメムシには口針があるので、それもハリガネで作ろうとしてたら、うまく貼り付かなくて、後で接着剤かなんかで貼るか、と思ってたらどこか行ってしまった。

多分、そのうち、痛い思いをすることになる気がする。

ていうか掃除しよう(手芸にハマると部屋が大変なことになる)。