ミナミアオカメムシはボスニア・ヘルツェゴビナの夢を見るか?

ボスニア・ヘルツェゴビナには、「カメムシを家の中で見つけると、その家はまもなく金運を授かる」という言い伝えがあるそうです。

【カメムシ】クヌギカメムシ孵化

もう信じられないくらい前回の更新から間が空いてしまったけれど、前回紹介したクヌギカメの卵。

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それから2週間ぐらいして見に行ったら孵化していた。

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大きさはイチゴの種くらいなので、最初見た時気づかなかったのだけど、カメラで拡大してみたらしっかり生まれて卵を覆っている栄養ゼリーを食べていた。

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赤ちゃんたちが産まれてすぐ食べられるようにお母さんが遺した贈り物。栄養ゼリー。

 

何目とか何科とか詳しい説明は省くけど、カメムシ、アブラムシ、セミは大きく分類すると同じ属性になる(多分)。

ここまで小さいとアブラムシみたいな感じ。

 

クヌギカメムシの卵を家に持って帰って孵化させる計画は諦めた代わりに定期的に観察にこようと思っていたのに2週間に一回くらいしか来れていないのは、

猫を病院に連れて行ったり、ハンニバルのドラマシリーズにハマっていて忙しかったからである。

 

ある朝起きると、うちの猫が卵になっていたのだ。

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前から太った太ったとは思っていて笑っていたんだけど、ご飯もいちいち計量してあげて、おやつもそんなにあげていたのにこんなにデカくなるのは病気では。

デブデブと笑っていて、実は腫瘍とか腹水とか卵病とかで、あとからとてつもなく後悔するのでは。

と思ったらもう心配で、卵をキャリーに詰め込んで病院に行くと、あら不思議。

 

診察室で卵をキャリーから取り出すと、卵がうんちまみれになっているではありませんか。

 

出かける前にうんちハイ(注:猫はうんちをする前なぜかハイになって走り回ったり、大声で鳴いたりすることが多い)になっているっぽかったから、しばらく時間を置いて連れて行ったのにまだ出てなかったらしい。

 

絶句する私に「人間と一緒ですからね。我慢できない時は我慢できないんですよ」と笑顔でうんちの片づけを手伝ってくれる先生と看護師さん。

 

そして診断の結果は…

 

特になにもありません。もうちょっとご飯控えましょう。

 

やはりただのうんちまみれのデブだった。

 

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帰ってからペット用ウェットティッシュで拭きまくった。

とりあえず、ダイエットフード食べようね。

【カメムシ】クヌギカメムシの卵

よく行くカフェでプリンを注文したら、おじさんが

 

「ごめん、プリンは機械が壊れてて今できないよ(´・ω・`)」

 

と言うので、まあ、壊れてるなら仕方ないから、と思い、他のものを頼んだ。

そして、それから私は3ヶ月くらい別のカフェにうつつを抜かすなど、浮気をし、先日久しぶりにそのカフェに戻ってきたところ、今度は別の女の人がプリンを注文していた。

 

するとおじさんが

「あ、ごめん、プリンは機械が壊れてるからできないよ(´・ω・`)」

 

…そんなに長期に壊れているのならば、メニューに、手書きでも、付箋でも何でもいいから、なぜ何か書かない。

(もしかしたら、一回治って直前にまた壊れた、ということもありえるが) 

 

しかし、このカフェは、このゆるさが良いのだ。

 

大体いつもメニューか、カラトリーか、水か、のどれかを持ってくるのを忘れる。

一度はスープに具を入れるのを忘れたらしく、お詫びにアップルパイもらった。

 

先日は、そのカフェでコンサートがあると言うので、どんなコンサートだろうかと思いつつ行ってみると、おじさんがコンサートのセッティング、司会に加え、通常のカフェとしての給仕も全て一人で行っていた。

これでパフォーマーまでおじさんだったら、私はそのクオリティが高かろうが低かろうが、おじさんに恋をしていたかもしれない(さすがにパフォーマーはプロの人だった)。

とにかくおじさんは忙しそうで、私はコンサートが始まる前にバナナジュースを注文したのだが、待てど暮せど来ず、まあ忙しいから仕方ないよね、と、おじさんのほうを見ると、おじさんは既に後ろの方の椅子に座ってコンサートに聴き入っており、ああ、これは完全に右から左に抜けたな、私の注文。

コンサートが終わった後にもう一回オーダーして飲んで帰った。

 

まあとにかくそういう感じで、とにかくゆるい雰囲気が良いよね、このカフェ。

と思いながら、今週末もお茶を飲んでいたのだけど、その間にも2人くらい、知らずにプリンをオーダーして断られていた。

このおじさんは何回プリンを注文されて何回謝ったんだろう、なんでメニューに書かないんだろう、と妙にツボに入る。

私の近くの席にちょっと騒がしい常連さんが座ると、わざわざ出てきて「この人は変な人じゃないから、大丈夫だよ」と教えにくるおじさん。

私が気にしていたのは、iPadでさっき撮ったクヌギカメムシの卵の写真を整理していた最中に隣に人が座ったため、さすがに食事時に見えてしまったら申し訳ないな、ということだったのだ。

そう、それがこれ。

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私、これ、最初芋虫かなんかだと思って、よくよく見ると

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樹が芋虫だらけ。しかし、棒でそーっとつついてみても生きてる様子がないので、Google先生に聞いてみたところ、これはクヌギカメムシの卵とのこと。

 

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接写するとこんな感じ。ヌメっとしているのは、栄養ゼリー。生まれてきたカメコたちがすぐにこの栄養ゼリーを食べられるように、お母さんカメは栄養ゼリーと共に卵を産み落とすそう。

 

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多分これがお母さん。秋頃撮影。冬眠しようとしてるんだと思ってたら、卵を産んでいたのか。

 

卵持って帰って孵化させたいけど、孵化させたらさせたで愛着が湧いて放すタイミングを失って、またカメムシ地獄になりそうなので我慢。

餌にクヌギを調達してくるのも難しいし。

 

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ついに5.7キロになってしまった猫、の尻。

まるでペンギンのよう。

 

 

とっさに使えるカメムシ英語フレーズ

最近、またオンライン英会話を再開したんだけど、

同じ先生とひたすら毎日話してるとさすがにネタがなくなってくるため、

虫が大丈夫な相手限定の私の鉄板ネタ「カメムシの育成日記」をプレゼンしたところ、

私の言いたいフレーズをきちんと修正してタイプしてくれたため、「カメムシの写真を見せてプレゼンする時に使える英語フレーズ帳」が出来上がった。

そんなわけで、明日使えるとっさの英語フレーズを気が向いたら公開していくことにしよう。

 

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This yellow one had just molted.

(この黄色いのはちょうど脱皮したところです。)

日常でよく使うフレーズですね。

それどころか、「脱皮」という状況について、即座に説明できなければ命に関わることがあるかもしれません。

上の例文は過去の写真をみて話ているという状況なので、過去完了になってますが、目の前でたった今脱皮が起きた場合には「This yellow one  just molted」(過去形)「This yellow one has just molted」(現在完了形)などを使うと良いでしょう。

文法については私もよく覚えて無くてこれ以上説明できないので、質問は受け付けません。

とにかく、何事も命懸けで覚えましょう。

 

 

ところで英語といえば。

最近、YouTubeで偶然出てきた洋楽ですんごい気に入った曲があって、この「Mad About You」という曲なのだが、

youtu.be

 

何で私がこの曲をそんなに気に入ったかと言うと、私は「mad about you」(あなたに夢中)という言葉を「mad at you」(貴様に立腹しとんで)と混同しており、怒りによってぶち壊れた関係を後悔しつつ、しかし、まだ怒っているのだ、この曲の主人公は、と思い、怒りをこんなメランコリックなメロディで表現したするところがなんともいいじゃないかと勝手に感動していたのである。

 

が。
実際は、ただの(と言ったらあれだけど)、「あなたに夢中」というありふれたラブソングか失恋ソングじゃないかこの野郎、私の感動を返せ、と、勝手に怒り心頭しつつ、

更に、調べたところによると「Mad about you」には2つの意味があり、やはり、「むっちゃ怒ってる」という意味もあったのです!

 

まあそもそも「mad」というのが「狂う」という意味なので、「あなたに狂ってる」と言った時に、恋して狂ってると解釈するか、怒り狂ってると解釈するか、しかしながら、普通ラブソングの場合は、「狂おしいくらい恋している」と取るのが普通だろ、という話。ではないかと。

 

諦めきれない怒れる女、私は、何人かのオンライン英会話教師にこの歌詞を見せて「これ怒ってるとも取れるよね?ねぇ?ねえ?取れるでしょ!?」としつこく聞いたのだが、

 

「いやー…これはただ夢中とか、忘れられないって歌でしょ?」

 

と、皆言う。

 

更にいうと、この曲のプロモがちょっと不気味で

Hooverphonic - Mad About You (Official Video) - YouTube

 

私はこの人は怒りのあまり彼氏を殺しちまった後に死体と一緒に暮らしていたんだと思うのだが、どうなのか。

私の解釈はことごとくおかしいんだろうか。

 

いろいろ言ったけど、怒っていようが夢中だろうが、この曲はめちゃくちゃ良いと思う。

最近これしか聴いてない。

 

【閲覧注意】見て見ぬふりをしていたこと

気がつけば年が明け、というか、もう年始も終わってしまった。

 

そして、日々、「次の長期連休にやろう」と思ってることが、毎回半分も片付かない。

やはり土日だろうが平日だろうが、少しずつでも進めていかないと、例えどれだけ長い長期休みがあったとしても一生やらないんだろうなあ、と思いながらとりあえず必要最低限のコンセント周りのホコリの掃除とか命に関わることだけ、やる。

 

あと、命には関わらないけれど、これだけは行かないとダメだ、と思っていたマトリックス・レザレクションを年末に観に行った。

はてな?」という感じだろうな、と思っていたら、やはり「はてな?」という感じだったのだが、いい。もう、いいんだ。

正直、ネオもトリニティもどうでもいい。とりあえず一番観たいのはエージェント・スミスなんだよ。

 

と、いう話は、まあ、ネタバレになるのでよいとして。

 

そういう感じで(?)年末年始にかけて色々と疲労困憊というか、戦争というか、自業自得というか、自分でもなにやってるかよくわからない、という感じになってしまっていて(毎年この時期は特にこうなる)

仕事にはちゃんと行ってるし、最低限の家事掃除やっているのに、これ以上まだなにかやる必要があるのか!!!??と一人で逆ギレして家に帰ると、

 

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そう、こいつの命を握っているのは私なので、こればっかりは「必要最低限のことだけしてるから、あとは知らないもんね!!」というわけにはいかないのである。

 

 

とか言いながら。

 

先月、こいつのうんちに白い紐状のものが混入していたのだが、

なんかもう、その事実に向き合う気力もなく、「これはきっとササミの筋かなんか」と思って自分を納得させた。

よくよく考えれば、ササミをあげるときはこれでもかと丁寧にほぐして(遅いと怒られながら)あげているので、筋なんか混入するとは考えにくく、そもそもササミに筋なんて元からあんまり入ってないし、もっと言うなら最後にササミをあげたのはだいぶ前で、それが今更うんちになって出てくるのはどう考えてもおかしく、かなり無理があったにも関わらず、「きっと、あれはササミの筋」と強く信じたまま年を越したのである。

 

しかし、年始。

↓(閲覧注意)(ウンチと虫の画像です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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うん、あんたはササミの筋じゃないな。(幸いなことに以前載せた瓜実条虫のように動いてはいない)

 

と、思い、すぐにうんちを持って獣医へ、

 

…行きたかったのだが、もはや仕事が終わった後だと次にいつ獣医に行けるか分からず、とりあえずうんちを捨てて会社へ行く。

今いるってことは多分半年前に猫氏がうちに来た時からいたんだろうし、それで元気にしてるってことは獣医に行くのが数日遅れたくらいで今更どうなるわけでもないだろう。

と思っていた翌日、意外に仕事が早く終わったので、猫もうんちも連れてないけど、とりあえず写真見せたら虫下しだけもらえないだろうか、と、思い、帰りに獣医に行くと、うんちを持ってこないと診断できるわけがないと、なぜか怒られる。

そして診察券を持っていなかったことでさらに怒られる。

いや、これもう半年前から診察券失くしたから新しく作ってくれと頼んでいるのだが、

その度に「もう一度探して下さい」と素気無く断られ、今に至るというか、

私はこう見えて細かいところがあるので、レシート、領収書、郵便物など全部チェックして、個人情報は全て切り刻んで捨てているので、これだけ時間が経っても出てこないということは最初からもらってないと思うのだが、今更最初からもらってないとも言えず、言ったところで証拠もないし、んなわけない、と切り捨てられて終わりだと思ったので、もう2度と来るかと思い、病院を変えることに決めた。

ここの病院は全てにおいてそんな感じの対応のため、なにしろ人が少なく、ほぼ待たなくてよかったのでそんな安易な理由で数回通ってしまった自分に反省。

 

で、ちょっと遠くの(と言っても近い)人気のある病院へ、週末に猫とうんちをつれていく。

さあ、先生、うんちも持ってきました、猫も連れてきました、うんちを検査して薬をください。

と、いうと、「とりあえず写真を見せて」と。

 

別の病院の先生(優しい)「これは線虫ですね。なんの線虫かわかりませんが、線虫なら薬は全部同じなのでうんちの検査はしなくて良いです」

 

 

ほらあああああ!!!そんなことだろうと思った!!!!!うんちいらんやん!!!

(獣医師の判断によるので、どちらが正しいとは言い切れないけど)

 

そして念願の虫下しをもらった。

私「先生、これを飲ませたらうんちに虫がいっぱい出てくるんですか」

別の病院の先生(優しい)「そうですね。悲鳴上げないようにね」

 

先生は私が一体どんな珍しい写真が撮れるだろうと嬉々としているとは夢にも思わなかったであろう。

 

 

↓(閲覧注意。再度うんちと虫の写真)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あれ…意外と大したことなかった。

この後、1週間後に残った卵を出す為にもう一度同じ薬を飲ませるのだが、その時も特に出てこなかったので、多分これで終わり。

 

しかし、今少し太り気味になってきたところなので、虫がいなくなって100%栄養が取れるようになったらますますドスコイになるんだろうか。

女性の瞳の奥にあるもの

他人から不当な扱いを受け、自分も仕返しに相手に不当な扱いをすると、そこだけ見た人は私にも原因があると思うか、もっと悪ければ私のほうが悪いと思ってしまう。

ゆえに、不当な扱いを受けようともただただ冷静に返し、周りの人にどちらが善であり、どちらが悪であるのかをしっかりと印象づける。そう、この世は感情的になった者の負けなのです。

 

などと悟ったような気になって、ふと考えてみれば、世の中、結構、感情的に喚き散らしてる奴が自分の望みを強引に叶えているではないか。

モンスタークレーマーなんか良い例で、これ以上騒がれるとめんどくさいからとりあえず、これあげとこう、あるいは代金タダにしとこう、とか。

でもそうやってみんなに嫌われて疎まれてまで粗品や代金踏み倒しがしたいか、と言われると絶対嫌だ。

嫌だと思ってるうちはあいつらには勝てないのか。

 

とかなんとか、なぜこんな抽象的な書き方をしているかというと、

まあ、本当は具体的に書きたいことが山ほどあるのだけど、

私はこのブログを始めた時に、「もしこのブログが爆発的に売れたら、広告つけて収入源にするぞ、そうなると、会社に副業として申請せねばならないから、それに備えて会社の人や実際の知り合いに見られてまずいことは書かないぞ」と計画したのである。

 

で、ブログを始めて1年くらい経ったけれども、まあ、なんですか。

 

ブログの更新頻度は月に1度、訪問人数は1日数人。

 

これで副業、ブロガーやってますなどと会社に申請しようものなら笑いものになるのは確実、いや、しかし、なんだ、逆によく1日数人も見にきてくれるものだと感心している。

ほとんどお知り合いの方か、たまたま検索で引っかかって飛んできた方のような気もするのですが、ありがとうございます。

 

が、しかし、人生いつ何が起こるかわからないので、いつ、このブログがバズるとも知れず、それゆえに私は当初掲げた方針を変えず、特定できない範囲であったとしても、あんなこともこんなことも書かないのである。

で、まあ、そんな感じで、まあ誰がどう、何がどうとは書かないんだけど。

 

昔から、女性という生き物に関して立てている、仮説がある。

その昔。私が高校生くらいのことであるが、当時、「美魔女」という褒めてるんだか貶してるんだかまるでわからないアホみたいな言葉が流行り(まあ、今でもその言葉自体は生き残っているけど)、テレビでは20代に見える40代やら、50代の女性を特集する企画をしょっちゅうやっていた。

それを母と見ていた時、私と母の意見として「たしかに見た目も服装も肌の綺麗さも20代といえば20代に見えるのに、なにかしらとてつもない違和感を感じるのはなぜなのか」と考察した結果、

「これまで脳内で◯害してきた人数が20代のそれとは桁が違うのではないか」という結論で一致した。

と、いうとわけがわからぬかもしれんが、もちろん美魔女たちが実際に◯人を犯したと言っているわけではない。

脳内で、である。

太古の昔より、女性というのはその体格や力の不利さにより、非常に虐げられて生きてこなければならなかったわけで、

旦那、姑、場合によっては自分の子供を始め、社会、政治、あらゆることに対して怨恨と殺意を抱く機会が多々あったのである。

とはいえ、これを本当に◯害してしまうと自分の身が破滅するので、ではどうするかというと、脳内で◯害し、何事もなかったかのように人生を送るのである。

もちろん力や権力により虐げられ、恨みを抱くのは男性も同じなのだが、なんつーか、違うじゃん、怨恨の深さっていうか、執念深さっていうか、男と女では。

 

時は流れ、美魔女などという知性のかけらもない言葉が氾濫する世界となったころ、女性の地位は向上し、昔に比べれば、随分と女性にとって住み良い世の中とはなったものの、やはり、まあそういう機会は相変わらず多々ある上に、昔からの習慣とはそう簡単には消えないわけで、これを脳内で◯害せずしてなんとしよう。

 

というわけで、もう、生きている年数が長ければ長いほど、◯害してきた人間の亡霊が付き纏うようになり、いくら若い格好をしようと、化粧をしようと、カラコンをしようと瞳の奥の闇は隠せないのである。

それが美魔女に感じる違和感の正体。多分。

今まで「脳内で◯害」と書いてきたけど、結局それは呪詛と呼ばれることであり、まあ、やってはいけないことだし、いずれ自分に返ってくるのだが。

自分も相手も現実には生きてんだから本当に◯すよりマシじゃないか。

それに、駄目だというなら理不尽なことする奴全部牢屋に入れるか、この世の女性全員頭を丸めて尼にでもなるしかないわけで、

そうなったらそうなったで多分社会は成り立たなくなるし、

仮にそうなったとしても「男子は尼僧のここを見てる!女性らしい尼僧の振る舞い」とか「大人かわいい尼僧ファッション」などという馬鹿馬鹿しい広告が乱立し、

もはやなんとなく女性が全員尼僧っぽくなったね、というだけで結局脳内◯害は止まないので意味ないのである。

女は皆、それぞれに脳内で◯害した亡霊を引き連れて歩いています。

みんな違ったクソ女郎。みんな違って桁違い。

仲良くしろよ尼僧ども。

 

というか、具体的に書かなくても、今とんでもなく危険な思想を書き込んでるような気になってきて、これは危ない気がしてきている。

が。

あくまでも「脳内」の話というか、比喩ですから!

 

女性と対峙する時は、相手の目を見て、その人数を見る、

自分と桁が違えば、

 

 

 

 

 

 

 

 

逃げろ。

 

【カマキリ】最大のゴールとは

この前暇だったので、墓場を散歩していた時のこと(別に最初から墓場に散歩しに行ったわけでなく、神社とか寺をうろうろしていたら気づいたら墓場にいた)。

ふと見ると足元にカマキリの子供。

私の気配に気づいた途端、死んだフリしてピクリとも動かず。

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カマキリと言えば、相手の大きさに関わらず(というかわからないんだろうけど)カマを振りかざして威嚇するというイメージだったんだけど、

まだ小さいとこんなことをするのか、かわいいなあとか、思いながら、歩いていると、また別のカマキリ。

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こ、これは…

 

あれじゃないか。

 

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交尾が終わった後メスがオスを喰らっている。しかもオスからハリガネムシ(寄生虫)出てきてるし。

カマキリは交尾の後、メスがオスを喰うという話は聞いていたけど、実際目にすると結構ショッキングなもので、やはりどうしても咄嗟に「かわいそう」と思ってしまう。

何がかわいそうって、このオス。

私が見た時には真っ二つにされてハラワタを喰い尽くされていたにも関わらず、まだ頭が動いていて、その眼がこっちを見ていた(ような気がした)のだ。

そしてメスのカマキリはあらかた喰い尽くしてどこかへ行ってしまったので、

私は見るに忍びなく、踏んづけてトドメを刺した。

さっきの死んだふりしていた子カマキリがオスかメスかわからないけど、あいつも大人になったらこのような壮絶な運命を辿るのか…。

と、思ったのだが、考えてみれば虫にとって、自分の子孫を残すというのは最大のゴールであるため、ここまで生きて辿り着けたら万々歳か。

とすると、私がオスのカマキリを踏んづけてトドメを刺したのは正しかったのか間違ってたのか、もはやどちらでも良いことだったのか。

 

たまに虫の生態を調べてると、そんな一生悲惨すぎる…と思ったあとに、

ああ、でもそうか、生まれた時から大きなサークルの中で自分のすべきことが決まってて、生きる限りそれをやり続けるしかなく、自分の子孫、あるいは自分の種の子孫、あるいは地球全体の生態系を保持するという大きな目的のために死んでいくという、崇高な一生なのだなあと気がついて、なんか、羨ましいと思ったりする。

 

ナベブタアリというアリの一部のアリは頭がマンホール状になっていて、それに産まれたら一生巣のフタらしい。

何があろうとフタ。死ぬまでフタ。子孫を残すこともなく、ただ、フタ。

なんという…と、思うけど、じゃあ、自分は社会の役割の中で、そのフタ以上に役に立っているのだろうか。

私なんかフタに生まれてきたほうがまだ良かったんじゃないか。

人類なんてみんなフタに生まれてきたほうがいいんじゃないかな。

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最近、映画観るとき、猫が邪魔で見えない。

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これはザ・スピリットという、アホすぎてあんまり売れなかったけど私はすごい好きな映画を見ていた時で、ヒーローのスピリットが猫好きでたくさん猫を飼ってるというシーンなんだけど、手前の一番大きいシルエットはうちの猫。

アクリルガッシュでキマダラカメムシを描く

なんで、そろそろブログを更新したい更新したいと思いながら気がつくと絶対1ヶ月は経っているんだろう。

 

猫って遊んだあとは肉球ピンクの濃さが増すって知らんかった気がする。

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平常時↓

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猫の肉球が汗でしっとりしてるのすごい好き。

 

最近は猫タワーを買ったり、肉まんを作りたくてせいろを買ってみたり、GO TO EAT食事券を調子に乗って結構買ってしまったり、散財中。

さらに、アクリル絵の具で絵を描きたくなって画材を揃えてさらに散財。

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世の中大体何をするにも金がいる。

そんな中、夜ウォーキングをしていて、ふと、走るのってタダだし、運動すれば病気になりにくくなって医療費も減るしすっごいコスパいいじゃん、と思って、最近は仕事の後に何かに追い立てられるかの如く走りまくっている。

(まあこれもハマりすぎてウエアやシューズに凝り始めたり、マラソン大会に参加したりし始めたらまた金がかかるのだけど)

しかし、体力つけとけばこの世がウォーキングデッドの世界になったときや、ラプトルに追いかけられた時に助かる確率がグンと上がる。

そういう場合に助かる確率が上がる条件としては、まあ、銃のスキル、美男美女であることや、頭がいい、とかそういうのがあると思うんだけど、

まあ現実的に克服できそうなところだと

 

1 メガネをかけていない(できればコンタクトもしていない)

2 泳げる

3 車の鍵がなくてもなんか線を繋ぎ合わせてエンジンをかけることができる

この3つが大きな鍵となると思うのだが、1は眼科(レーシック)、2はスイミングスクールに行けばいいとして、どうしてアメリカの映画に出てくる人たちは、一般人という設定であってもかなりの確率で車のエンジンをかけるスキルを持っているのか。

あれはどこに行ったら教えてもらえるのですか。

とはいえ、この地味な条件をクリアしたとしても多分最後までは生き残れないからそんな苦しい思いをするくらいなら序盤で死んだ方がいいなとも思う。

Sawの最初のほうで鍵穴覗いて銃で撃たれて死んだおっさんとか、後の人と比較するとすごい楽な死に方でずるい。

 

違う、こんなどうでもいい話を書きたかったんじゃないんだ。

アクリル絵具の話。

アクリル絵の具のセットが売ってなくて結局アクリルガッシュを使って描いたキマダラカメムシ

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カメムシ自体よりも後ろの木が描けなくて何回か捨てようかと思った。

ネットで木の描き方を調べてもどれも枝葉の描き方ばかり解説してあって全然参考にならず、一個だけ漫画の描き方を説明してるサイトで、「光が当たってる向きでグラデーションを作りながら、樹の肌の菱形を意識して描け」というようなことが書いてあったので半ばやけくそでガツガツ塗ってみたらやっとそれっぽい感じに。

アクリルガッシュ、水彩紙を使えば相当塗り重ねても水をたくさん使ってもほとんど波打ちも紙が傷ついたりもしないので、かなり描きやすい。失敗しても上から塗りつぶしたらなんとか修正できるし。おすすめです。