ミナミアオカメムシはボスニア・ヘルツェゴビナの夢を見るか?

ボスニア・ヘルツェゴビナには、「カメムシを家の中で見つけると、その家はまもなく金運を授かる」という言い伝えがあるそうです。

【カメムシ】クヌギカメムシ孵化

もう信じられないくらい前回の更新から間が空いてしまったけれど、前回紹介したクヌギカメの卵。

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それから2週間ぐらいして見に行ったら孵化していた。

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大きさはイチゴの種くらいなので、最初見た時気づかなかったのだけど、カメラで拡大してみたらしっかり生まれて卵を覆っている栄養ゼリーを食べていた。

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赤ちゃんたちが産まれてすぐ食べられるようにお母さんが遺した贈り物。栄養ゼリー。

 

何目とか何科とか詳しい説明は省くけど、カメムシ、アブラムシ、セミは大きく分類すると同じ属性になる(多分)。

ここまで小さいとアブラムシみたいな感じ。

 

クヌギカメムシの卵を家に持って帰って孵化させる計画は諦めた代わりに定期的に観察にこようと思っていたのに2週間に一回くらいしか来れていないのは、

猫を病院に連れて行ったり、ハンニバルのドラマシリーズにハマっていて忙しかったからである。

 

ある朝起きると、うちの猫が卵になっていたのだ。

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前から太った太ったとは思っていて笑っていたんだけど、ご飯もいちいち計量してあげて、おやつもそんなにあげていたのにこんなにデカくなるのは病気では。

デブデブと笑っていて、実は腫瘍とか腹水とか卵病とかで、あとからとてつもなく後悔するのでは。

と思ったらもう心配で、卵をキャリーに詰め込んで病院に行くと、あら不思議。

 

診察室で卵をキャリーから取り出すと、卵がうんちまみれになっているではありませんか。

 

出かける前にうんちハイ(注:猫はうんちをする前なぜかハイになって走り回ったり、大声で鳴いたりすることが多い)になっているっぽかったから、しばらく時間を置いて連れて行ったのにまだ出てなかったらしい。

 

絶句する私に「人間と一緒ですからね。我慢できない時は我慢できないんですよ」と笑顔でうんちの片づけを手伝ってくれる先生と看護師さん。

 

そして診断の結果は…

 

特になにもありません。もうちょっとご飯控えましょう。

 

やはりただのうんちまみれのデブだった。

 

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帰ってからペット用ウェットティッシュで拭きまくった。

とりあえず、ダイエットフード食べようね。