ミナミアオカメムシはボスニア・ヘルツェゴビナの夢を見るか?

ボスニア・ヘルツェゴビナには、「カメムシを家の中で見つけると、その家はまもなく金運を授かる」という言い伝えがあるそうです。

【閲覧注意】見て見ぬふりをしていたこと

気がつけば年が明け、というか、もう年始も終わってしまった。

 

そして、日々、「次の長期連休にやろう」と思ってることが、毎回半分も片付かない。

やはり土日だろうが平日だろうが、少しずつでも進めていかないと、例えどれだけ長い長期休みがあったとしても一生やらないんだろうなあ、と思いながらとりあえず必要最低限のコンセント周りのホコリの掃除とか命に関わることだけ、やる。

 

あと、命には関わらないけれど、これだけは行かないとダメだ、と思っていたマトリックス・レザレクションを年末に観に行った。

はてな?」という感じだろうな、と思っていたら、やはり「はてな?」という感じだったのだが、いい。もう、いいんだ。

正直、ネオもトリニティもどうでもいい。とりあえず一番観たいのはエージェント・スミスなんだよ。

 

と、いう話は、まあ、ネタバレになるのでよいとして。

 

そういう感じで(?)年末年始にかけて色々と疲労困憊というか、戦争というか、自業自得というか、自分でもなにやってるかよくわからない、という感じになってしまっていて(毎年この時期は特にこうなる)

仕事にはちゃんと行ってるし、最低限の家事掃除やっているのに、これ以上まだなにかやる必要があるのか!!!??と一人で逆ギレして家に帰ると、

 

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そう、こいつの命を握っているのは私なので、こればっかりは「必要最低限のことだけしてるから、あとは知らないもんね!!」というわけにはいかないのである。

 

 

とか言いながら。

 

先月、こいつのうんちに白い紐状のものが混入していたのだが、

なんかもう、その事実に向き合う気力もなく、「これはきっとササミの筋かなんか」と思って自分を納得させた。

よくよく考えれば、ササミをあげるときはこれでもかと丁寧にほぐして(遅いと怒られながら)あげているので、筋なんか混入するとは考えにくく、そもそもササミに筋なんて元からあんまり入ってないし、もっと言うなら最後にササミをあげたのはだいぶ前で、それが今更うんちになって出てくるのはどう考えてもおかしく、かなり無理があったにも関わらず、「きっと、あれはササミの筋」と強く信じたまま年を越したのである。

 

しかし、年始。

↓(閲覧注意)(ウンチと虫の画像です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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うん、あんたはササミの筋じゃないな。(幸いなことに以前載せた瓜実条虫のように動いてはいない)

 

と、思い、すぐにうんちを持って獣医へ、

 

…行きたかったのだが、もはや仕事が終わった後だと次にいつ獣医に行けるか分からず、とりあえずうんちを捨てて会社へ行く。

今いるってことは多分半年前に猫氏がうちに来た時からいたんだろうし、それで元気にしてるってことは獣医に行くのが数日遅れたくらいで今更どうなるわけでもないだろう。

と思っていた翌日、意外に仕事が早く終わったので、猫もうんちも連れてないけど、とりあえず写真見せたら虫下しだけもらえないだろうか、と、思い、帰りに獣医に行くと、うんちを持ってこないと診断できるわけがないと、なぜか怒られる。

そして診察券を持っていなかったことでさらに怒られる。

いや、これもう半年前から診察券失くしたから新しく作ってくれと頼んでいるのだが、

その度に「もう一度探して下さい」と素気無く断られ、今に至るというか、

私はこう見えて細かいところがあるので、レシート、領収書、郵便物など全部チェックして、個人情報は全て切り刻んで捨てているので、これだけ時間が経っても出てこないということは最初からもらってないと思うのだが、今更最初からもらってないとも言えず、言ったところで証拠もないし、んなわけない、と切り捨てられて終わりだと思ったので、もう2度と来るかと思い、病院を変えることに決めた。

ここの病院は全てにおいてそんな感じの対応のため、なにしろ人が少なく、ほぼ待たなくてよかったのでそんな安易な理由で数回通ってしまった自分に反省。

 

で、ちょっと遠くの(と言っても近い)人気のある病院へ、週末に猫とうんちをつれていく。

さあ、先生、うんちも持ってきました、猫も連れてきました、うんちを検査して薬をください。

と、いうと、「とりあえず写真を見せて」と。

 

別の病院の先生(優しい)「これは線虫ですね。なんの線虫かわかりませんが、線虫なら薬は全部同じなのでうんちの検査はしなくて良いです」

 

 

ほらあああああ!!!そんなことだろうと思った!!!!!うんちいらんやん!!!

(獣医師の判断によるので、どちらが正しいとは言い切れないけど)

 

そして念願の虫下しをもらった。

私「先生、これを飲ませたらうんちに虫がいっぱい出てくるんですか」

別の病院の先生(優しい)「そうですね。悲鳴上げないようにね」

 

先生は私が一体どんな珍しい写真が撮れるだろうと嬉々としているとは夢にも思わなかったであろう。

 

 

↓(閲覧注意。再度うんちと虫の写真)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あれ…意外と大したことなかった。

この後、1週間後に残った卵を出す為にもう一度同じ薬を飲ませるのだが、その時も特に出てこなかったので、多分これで終わり。

 

しかし、今少し太り気味になってきたところなので、虫がいなくなって100%栄養が取れるようになったらますますドスコイになるんだろうか。