ミナミアオカメムシはボスニア・ヘルツェゴビナの夢を見るか?

ボスニア・ヘルツェゴビナには、「カメムシを家の中で見つけると、その家はまもなく金運を授かる」という言い伝えがあるそうです。

【ミノムシ】【コフキコガネ】猫に関して思うこと

先日見かけたミノムシの中の人。

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もっとよく見ようと思って手でつまんだら、

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スポッと中に潜ってそれきり出てこなくなってしまった。

ちなみにこれはミノムシのオス。

なぜ分かったかというと、オスはいもむしから蛾になるのに対して、メスは一生サナギのような姿で目も脚もないままだそう。

ミノの中でオスが来るのを待ってその場で子供を産んで死ぬだけとのこと。

なんという…。

 

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こっちは家の玄関の前にいたコフキコガネ(多分)。

ヒゲ(触覚)閉じてるけど、多分開いたらトナカイのツノっぽく広がるんだと思う。

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顔かわいい。

 

 

とかなんとかやってる日常なのですが。

 

 

 

猫が捕まらない

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金網があるのですぐには来れないことをわかっていて余裕ぶっこいている猫(デブ)。

 

そうこうするうちに、詳しい事情は長くなるので省くけど、知り合いの知り合いが子猫を2匹拾ってしまい、それを知り合いの知り合いの知り合いに預け、もらい手を探しているという件に遭遇し、それを知り合いの知り合いに相談したり、いろいろ奮闘した後、一時はもうちで引き取るしかないのか…しかし、2匹…どうする。

しかもそうすると、今捕まえようとしてる猫(上の写真の)は引き取れなくなる…。

 

冷静に、お金のことも考えると、離すのが可哀想とかそんな簡単に安請け合いできる問題じゃないぞ…と、悩みに悩み、なんか捨て猫を助ける会社を勢いで立ち上げてしまった夢まで見てうなされるも、結局2匹一緒に引き取れるという人が現れてもらわれていったそうなので、一安心するもちょっと寂しい。

うちに来たら「ラプトル」と「Tレックス」っていう名前にしようかと思ってたのに(呼びにくい)。

 

と、いうか、猫を捨てるな。手術しろ。

 

今捕まえようとしている猫も、いわゆる桜耳の地域猫なのだが(ボランティアで野良猫を捕獲して去勢、避妊をし、増えないようにして地域で面倒を見ていこうという活動をしている方達がいる)、やはり近隣でよく思っていない人もいるそうで、いくら桜耳でも、やっぱり猫がたむろしていると結局未手術の新しい猫がどんどん寄ってきてキリがないし、数が増えると良く思っていない人たちが最悪なことをしでかす、という事態もあり得るので、それならせめて1匹私が引き取ろうか、ということで、数ヶ月前から、その猫にご飯をあげてる人が捕まえようとしてくれてるんだけど、全然捕まらない、という事情なのだ。

私もたまにご飯をあげに行くけど、ろくに触らせてもくれない。

 

外でのびのびしてる姿を見ると、このままでもいいのではと思ってしまうけど、この猫は実際、一度尻尾を切られているし、そういう人がまだその付近をウロウロしていると思ったら、やはりうちで保護してあげたいんだけど。

 

地域猫、いてもいいと思うんだけどな。

糞尿が嫌っていうのもわかるけれど、今の日本は(日本だけじゃないかもしれないけど自分が体感として感じてるという意味で)人間同士も含め他の生き物への寛容さが足りなさすぎると思う。

中世ヨーロッパでは、魔女狩りで大量に猫が殺されたあと、天敵がいなくなったためにネズミが大繁殖し、ペストの流行に拍車をかけたと聞く。

猫は完全室内飼いが主流になってきているのはいいとして、地域猫までいなくなると、それこそ、同じようなことになるのでは、と、思うんだけど。