ミナミアオカメムシはボスニア・ヘルツェゴビナの夢を見るか?

ボスニア・ヘルツェゴビナには、「カメムシを家の中で見つけると、その家はまもなく金運を授かる」という言い伝えがあるそうです。

ついにうちに猫が来てから去勢手術を受けるまで

基本的にブログの更新の間隔が空くのはいつものことながら、今回、突然にうちに猫が来てしまい、加えて仕事の繁忙期などが重なり、もう、なんか、よくわからないままに気がつけば7月、という事態。

 

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※頭からペットボトルが生えているわけではありません。

 

前にブログに少し載せた、捕獲しようとしていた猫とは全然別の猫が来た。

 

野良猫を去勢手術して放すから(いわゆるTNR)それまで預かってほしいと知り合いから連絡があり、事情を聞くと、最近近所をうろついていた猫を飼いたいという人がいたので、捕獲して獣医に連れて行ったところ、猫エイズ陽性。

その人の家は先住猫がいるので、感染を警戒したのかやっぱり飼えないということに。

それで、もう捕獲してしまってるので、去勢手術だけして地域猫としてリリースしたいものの、知り合いの家も事情があって置けず、手術までの2週間預かってもらえないか、という話。

いや、預かるのは良いよ。

ただし、そんな事情を聞いて返せるのか、返せないよ。と、預かる前から、多分、もうこのまま飼うんだろうな、と思いながら預かったのだが。

 

結論から言うとやっぱりそうなった。

 

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が。こいつ、夜中になると、ガーガーガーガー凄まじく鳴くのだ。その声はまるでカラスか恐竜のよう。

これが一軒家ならば、別の部屋に締め出すか、耳栓をして寝ればいいのだが、なにしろ賃貸アパートのため、隣の部屋に漏れてるのではと気が気でなく(というか絶対漏れてる)、「しいいいいいいっしいいっしいいいいいいいっ」となだめ続けること3日。

 

それはそれとして全然話変わるけど、この前、リーアム・ニーソンの「アンノウン」というベルリンが舞台の映画を見ていたら、それにちょっとだけ出てたリーアム・ニーソンを付け狙う殺し屋の1人が異常にかっこよく、急いで調べたら、世界的にはあんまり有名とは言えないドイツのStipe Ercegという俳優で。

YouTubeで、その人の出てる映画を探して、観ているのだが、もはや英語字幕すらない完全なるドイツ語コンテンツのため、さっぱり意味がわからないっていうか、なんならStipe Ercegっていう名前すらどう発音するのか私にはわからないのだけど、とにかく、まったく意味がわからなくてもイケメンが出てれば映画って面白いんだ、と思いながら、ドキドキする今日この頃。

 

で、寝ようとすると、恐竜が騒ぎ出すのである。

 

これはもしやサカリがつき始めているのではないのか。

手術まであと10日くらい。

 

ちょっと困ったので、知り合いに連絡したところ、獣医さんに聞いてくれて、曰く

「近くにサカリのついたメスがいないとそんなに騒ぎませんよ」

 

まさか…

 

…私がStipe Erceg にドキドキしていたからか?

 

という話はさておき、とにかく、このまま10日も耐えるのは精神衛生上よろしくないので、急遽、病院を変え、去勢手術の日程を繰り上げ。

 

果たして、手術をしたら恐竜の鳴き声はおさまるのか!?

つづく