本当は今日から2泊3日で旅行に行く予定だったのだが、色々と状況を鑑みて、県外に行くのはどうなのかなと思うところがあり結局中止にした。
Go toのことや、自分の考えや、Go toが一時停止になった段階でキャンセルをしなかったにも関わらず、直前になって中止に至った経緯など、書こうとしたのだが、なんかそんなことは皆が散々書いていることなので、私がごちゃごちゃ言ってもあまり意味がないと思うので省く。
ただ言いたいのは、誰しも自分の考え、判断が「絶対正しい」と思わないように気をつけるべきだと思う。
私は、自分と同じ状況で旅行に行くという人がいたとしても全く非難しないし、もう、随分前からどんなに一生懸命考えても何が正解かなんて、わからなくなっているのだよ。
そんなわけで、3日間予定が空いたので、とりあえず近場で鳥類センターに鳥でも観に行ってやるか、と、別に鳥とか割と興味ないのに、出かけようとしていたら、なんかよくよく調べたら、そういう施設系の年末の営業は昨日までであったので、結局、私のドライビングスキルで行ける、年中無休、そこまで混み合わない、というところを考慮すると、もう選択肢がなかったので、寺に行くことにした。
ご覧ください。この三密には程遠い寺の駐車場の状況を。
というか、いくらなんでもおかしいぞ?なんでこんな誰もいないんだ?!訝っていたら、そこは紅葉シーズンなど人出が多い時に使う第二駐車場で、寺の近くに無料の駐車場があるので、みんなそこに停めていたのだ。
私は知らなかったので100円払って歩いたよ。
良い感じの屋根(茅葺き屋根とはこういうののことですか?
寺の裏山の庭園を歩いているうちに猛烈に腹が減って来たのだが、Googleによると、ここには「抹茶処」というものがあるらしいので、看板を頼りに抹茶処を目指して山を歩くが、同じ所を何回も回らされ、挙げ句の果てにこのような光景を見つけてしまった。
どっちやねん。
やっと建物らしきものを見つけて入ってみると、
何もない。誰もいない。外で獅子脅しが鳴るばかり。
希望に縋ってやっとの思いでそれらしき場所を見つけると既に廃墟と成り果てている、というウォーキングデッドの世界のよう。
ウォーキングデッドの世界なら、音に反応するウォーカーが獅子脅しに群がっている所だ。
愛の泉だと?
愛がぬかるんでるように見えるのは私の目が不純だからか。
抹茶も珈琲もお菓子付で500円とのことです。休みだったけど。
そんな感じで、空腹が限界な上に、ここには食べ物はないようなので、大急ぎで山を降り、お参りをして、お寺を後にした所、若い男性が追いかけて来て、なんとナンパをされた。
普段、全くそういうことがない上に、まさかこんなところでナンパされるとは思わず、動揺しすぎてものすごく冷たい対応をしてしまったので、申し訳ないことをしたと思う。
まあ、一つは周りに他に人がいなかったので、強盗か変質者かもしれん、と咄嗟に思ったのもあるのだが、そうじゃなかったら、ごめんな、若者よ。
ただ、君はマスクのせいもあって、年齢的なこととか、おそらくものすごく勘違いしていたかと思うので、これで良かったのだ。
ちなみに前回ナンパというものをされたのは2年くらい前で、(その前になるともはや思い出せないくらい昔の話なのだが)、
その時は、駐車場に停車中に隣の車に乗っているカメルーン人の自称・英語教師の男性が「へローへロー、ドゥーユースピークイングリッシュ?」と、声をかけてくるという、
都会の方では知らんけど、この辺りの田舎ではかなりレアな出来事だったので、思わず連絡先を交換したのだが、なんか「元気ですか?」的なメッセージが来たのに対して、自分の近況を軽く書いて「あなたは?」的な返しをしたら「元気ですよ。君は?」と来たので、こいつはもしかしてバカなのかな?と思い(念のため書いておくと、日本語が下手だからとかではなくて、英語でやり取りをしていたのにも関わらず、上記のようなループに陥った)、めんどくさくなってそれから返さずにいたら向こうからも返って来なかったので、それ以上何もなかった。
一体あれはなんだったのだろう。