ミナミアオカメムシはボスニア・ヘルツェゴビナの夢を見るか?

ボスニア・ヘルツェゴビナには、「カメムシを家の中で見つけると、その家はまもなく金運を授かる」という言い伝えがあるそうです。

引越しと風水シール。

気がつけば1ヶ月近くも更新が止まっていたという衝撃。

一つ前のブログで書いた通り、引越しの準備で非常に多忙な日々を送っていた。

正確に言えば、ちょっと、ダンボールにものを詰めては、現実逃避をして海外ドラマのLOSTをひたすら観るという日々。

現実逃避をしていたのは、もちろん、単に諸々が面倒くさい、という理由からなのだが、私は「紙に油性マジックでなにか書く音」というのが、もうすんごい嫌いで、これを言うとみんな「あんたにそんな繊細なところがあったんだねえ」と(一体どう思われているのか)言いつつ、大体「キュッキュッ」という音が嫌いなんだと思われるのだが、違う。

「キュッキュッ」は別に良い。紙質とペンのタイプによってダメなやつと大丈夫なやつとあるのだが、紙の繊維がペンのフェルトに削られる(あるいは逆かも)「カシカシ」が嫌なのだ。

そんで、ダンボールと油性ペンという組み合わせが最悪で、つまり、荷造りするたびに、箱に「◯◯◯号室 キッチン ワレモノ」とかを書かなければいけないわけで、その度に「カシカシカシカシ」と不快な音がし、「んごごごごんぐげぎええええええ」と、悶え苦しみながら書いた文字は、まるでダイイングメッセージか脅迫状のような文字になって憂鬱になり、非常に物事を先に進めるのが億劫になってしまっていたのである。

と、言って、わざわざラベルを作るのも面倒だし、まずプリンタがないし、あるもので手書きで書くと結局「カシカシ」がするし、水性ペンで書けば、大丈夫なのだが、なんか溶けたら嫌だし、…と、書いていて、今、ふと思ったんだけど、ガムテープをラベルにしてそれに書けば限りなく少ない手間と消耗品で「カシカシ」を回避できたのだが、もう遅い。

まあ、次の機会があれば。

そんなこんなで、引越しの準備を口実に、家に篭りきりになった割には、ちょっと「カシカシ」して「んぐぐぐげぎえええええ」となってはLOSTを観る、という日々を送り、さらにダンボールに埋め尽くされて場所がないのでいつも(気持ち)やっていたストレッチもしていなかったため、普段から運動不足の体がバッキバキになってしまい、引越し前日に、おそらく運動不足から来る全身の筋肉痛から来る頭痛から始まり、1年くらい前に診断された「胸郭出口症候群」という面倒なやつがちょっと再発して来てんじゃないか、という疑いすらあるような、結構、最悪のコンディションになっていた。

胸郭出口症候群というのは、自分の腕、あるいは腕に持ったものの重圧によって、自分の鎖骨が首筋あたりの神経を圧迫して激痛が走るというやつである。

 

なで肩の若い女性がよくかかる病気らしい。

 

なで肩でも若くもないので、なぜ、という感じだが、例えば「いかり肩の中年女性がよくかかる病気」になったと言われるより気分的にだいぶ良い。

 

一番心配だったのは、コロナと思しき症状が出た場合には、やはり引越しを中止しないと、万が一感染していた場合、多大な迷惑をかける恐れがあることだったのだが、幸いそういうことはなかったので、なんとかかんとか引越しを完了した。

 

けど。

 

この部屋、なんかよくわからないところによくわからないシールが貼ってある。

 

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正直、よくわからないので気持ち悪い。

ので、剥がしたいのだが、何か邪悪なものを封じ込める役割を果たしているかもしれないのでそのままにしておくべきか…と思っていたのだが、Googleレンズで調べたところDr.コパの開運シールであることが判明。

 

風水嫌いなので、即行剥がす。

 

ちなみにDr.コパが風水関係の人であったことすら今回初めて知った。

私にとって、はじめしゃちょーと同じくらい、「よく聞くけど何やってるかどんな顔なのか全然わかんない人」なのである。

そして、このシール、すごく剥がしにくくて私はますます風水が嫌いになった。

 

コパ!剥がしやすく作っとけ!

前の住人!剥がしてから出て行け!

 

なんか、こう、あの、別に風水自体は悪いものじゃないのかもしれないけど、どうも、このシールをそのままにしていく、という辺りが、「良いものなんだからそのままでいいでしょ」的な。あの。風水にのめり込んでる人独特な。押し付けがましさを感じて。嫌だった(まあ多分忘れてただけとは思うけど)。

いや、風水をやるのは別にいいんだけど、異常にのめり込んでる人とか、押し付けてくる人が無理という話なので、もし、これを読んでる人の中に風水に凝っている人がいても、気にしないでほしい。

 

という、なんか、いつもにも増して面白くもない、オチもない話になったけど、とりあえず、何か更新しておかないと、このまま風化してしまう気がするので、とりあえず更新しました。

 

まだまだ片付けと猫を迎える準備が終わってないので、しばらくまだ忙しい日々は続く。

気候が良いうちに虫散歩行きたい。