前々回くらいのブログで、野鳥の写真を撮るのに新しくなんか欲しいと言っていたのだが、色々調べたところ、キャノンのパワーショットというデジカメが中古で1万6000円くらいで出ており、頑張ればそれなりに撮れそうだったため、もうちょっとでそれを購入するところだったのだが、
直前になって、ふと、今のデジカメTG-6を夏頃買って、それを全然使いこなしていないことを思い出した、というか、気が付いた。
アクセサリーを色々と揃えなければならないところを、とりあえずレンズの保護カバーなどを買って、そのまま放置(いや、使ってはいたのだが)。
説明書を熟読しようとリビングに置いているが、開くと寝てしまうという恐ろしい呪いのかかった説明書であることがわかったため、最近は触りもせずに、もはやホコリを被っている。
この状態で新しいカメラを買ったところで、よく説明書を読みもせず、「なんかよく違いがわからんよねー、2個持ち歩くのめんどいし、どっちかでいいや」と、なって結局どっちも大して使わないことが目に見えているのだ。
いかんじゃないか(趣味に使う金が有り余ってるならともかく)。
と、いうわけで、とりあえず野鳥は置いといて、とりあえず、少なくとも、今のカメラでマクロ撮影を、満足にできるようになりたい、ということで、パワーショットの代わりにフラッシュディフューザー、FD-1を購入(本当はもうひとつのメジャーなほうのライトガイドが欲しかったのだが売り切れだったので)。
で、早速届いたので装着した。
なんかよくわかんないけど、これを使えば、マクロ撮影の時、カメラとか自分が影になるのを防ぐことができるやつ、多分ね(言った側からまたよく理解もせずにとりあえず買っている)。
そして大事なことはフラッシュディフューザーというやつは、これ自体が光るわけでなく、カメラのフラッシュを反射、増幅させるものである。
(言うまでもなく、私はまたしてもよく読んでいなかったため、届いて早々、「あっ!光らない!壊れとるやないけ!!」と癇癪を起こしそうになった。
しかし、それ自体は光らないただのレフ板的プラスチックが5,455円ってちょっと高くないか?)
それで、まあ、付けたはいいが、なにがどう変わったのかよくわからず、どうやら設定を変えなければならないようだったので、嫌々ながら呪いの説明書を開き、ネットでも調べた結果、買って半年以上にして、どうやらこのカメラ、オリンパスのTg-6は、「ピントをいろんなところに合わせながら何枚もシャッターを切って最上の一枚を撮る機能」と、「フラッシュの光量を調節する機能」、あと「シャッターを切る前数秒の半押し状態の時から記録をして動いているものを撮る機能」的なやつが、あることが、私にもなんとなく、わかった。
試しに撮った、このイヤリング。ちなみに、これをなんで買ったかというと、その店の中で一番虫っぽかったので買った。
マクロでフラッシュの光量を調整して撮ると肉眼では絶対に見えない「SWAROVSKI ZIRCONIA」の文字が。
これ、噂のスワロフスキージルコニアだったのか。どうりで定価高いと思った(セールで7割引で買った)。
ピントを色々な所に合わせつつ、何十枚も写真を撮って、あとは好きに選んでね的な機能。
これをたくさん試して家に帰ってデータをiPadに移すと、1日で800枚以上の写真を撮っており、いらないやつを1時間くらいかかって全部消したら正味残ったのは30枚くらいだった。
一眼でバシャバシャやってる人は毎回こんなめんどくさい作業をしているのか。
なんとなく、あの人たちは自分が良いカメラを持ってることを自慢したくて無駄にバシャバシャやってるんだと思っていたら、ちゃんと意味があったのか。
ちょっとだけ暖かくなったもんで、冬眠から起きてしまったであろうヨコヅナサシガメ。(と、左前脚付近にいる蟻)↓
こいつは本当にどこにでもいるのよ。樹のウロとかに王国を築いている。
↓秋に撮影
これは外来種のようだけど、昭和初期に日本に上陸したようなので、世代数で言うと、1世代を半年と考えたとしても、まあ、1930年ごろから90年として、180世代交代してるわけで、もはや日本の虫であると思う。
その他、フラッシュディフューザーとフォーカス機能を使って撮った花やコケの写真。
↑この真ん中のプルっとしたやつは虫か??
↑蜂にピントが合ってないけど。多分ニホンミツバチ。多分。
と、いうわけで、本当なら16,000円の中古カメラを買おうと思っていたところが、思い直して5,455円のアクセサリーを買って、ついでにカメラの使い方が(少なくともマクロに関して)前よりわかるようになったので、非常に良かったと言える。
ああ、なんか熱が入るか、仕事じゃないと(お金にならないと)集中できない、興味を持てないこの性格。
を、別に治したいとは思っていない。
と、いうわけで、カメラの話で長くなってしまったので、ミナミアオカメムシの交尾の話は、多分、次回!!