九州も大寒波に見舞われ、昨日は昼から帰宅指示が出て、なんだかんだやって14時前に吹雪の中帰宅。したら、雪がぴたりと止み、これ帰らなくてもよかったんじゃないかと思ってたんだけど、次の日の朝起きたら一面銀世界。
こんなんで大雪とか言うてたら雪国の人に怒られると思うけれど、九州人がどれだけ雪に対して愚鈍かというのを舐めてはいけない。
ちょっとの雪でも事故が多発する。
昔は、仕事は何がなんでも命がけで行かねばならないと思っていたから、スノータイヤを買おうかと思ったこともあったけど、そんなことしたって、周りの車は大体普通のタイヤなため、自分がスリップしなくても周りが突っ込んでくるかもしれないので、あんまり、意味ない。と、思って、みんなやらない、という愚鈍。
とにかく、今はこういった事態に、会社から「絶対無理して出勤するな」と言われるようになったので、日本も少し変わってきたかなと思う。職種にもよるとは思うけど。
20歳くらいの時はショッピングモールで働いていたので、何がなんでも店を開けんと殺すぞ。という圧力が、なんとなくあった。ほとんど誰も来やしないのに。
ただ、それも変わって来たのかなーと思ったのは、その昔働いていたショッピングモールが、家から徒歩圏内なので昼過ぎに歩いて行ってみたら、開いてないお店が結構あった。
良いことだ。
それで、まあ、様子見て出勤、ということになっているので、寝るわけにもいかず(とか言いながらショッピングモール行ってラーメン食ってたんだけど)、ベランダで雪だるま作る。
うーん。なんかダイオウグソクムシ感。※ダイオウグソクムシ…なんか深海にいるでかい白いダンゴムシみたいなやつ。
結局14時過ぎてもあまり様子が変わらない上に、夕方から更に降るというので、なんとか行けても、帰れなくなる、もしくは、行ってすぐ帰らなければならなくなるので、あまり意味がないと思い、1日休むことに。
休みっつーのは、休みそのものではなく、休み前日の開放感が良いのであって、まして14時まで行けるか行けないかジリジリしつつ、結局休みでした、っとなってもあんまり嬉しくないのである。
とにかく、休むからには私は寝る。
と思い、15時ごろから2時間ほど寝てたら、会社の人から電話がかかって来て、こういう時寝てたとバレないようにするには、もちろん、テンション高く電話に出ることが一番なのだが、ちょっとやそっとテンション高く出たって、もう声帯そのものが寝ているから、まあバレる。
要は、異常なくらいテンション高く出る必要があるのだ。
急激にベッドから跳ね起き、そのまま全裸で脱兎の如く富士山の頂上にある受話器を取りに行くくらいの気持ちで「はいぃぃぃっもっしもしぃ!?」と、出れば、ようやく他人にはそれが普通の声に聞こえる、と私は信じているので、いつか急激に血圧が上がって死ぬんじゃないかと思いつつ、いつもそれを実行している。
が。よくよく考えてみれば、私はすでに会社に休みますと言っているため、別に寝てようが何してようが私の勝手で、そんな命がけで血圧を上げなくても良かったのじゃないか(しかも上司じゃなくて若手の子だったし)。
そしたら、相手が来る間際に「お休みのところすみませんでした」などと言うので
「え!?寝てたってわかったの!?」(全裸で富士山に駆け上がる戦法が効かない…だと?)
「え?いや、今日お休みでしょ?あれ?寝てたんですか?それはすみません」と、墓穴を掘ったことになってしまい、マジ意味なかった。