ミナミアオカメムシはボスニア・ヘルツェゴビナの夢を見るか?

ボスニア・ヘルツェゴビナには、「カメムシを家の中で見つけると、その家はまもなく金運を授かる」という言い伝えがあるそうです。

チャスジハエトリグモ(蜘蛛)

チャスジハエトリグモのメス。

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iPadで撮影。首を傾げてこちらを見ている。

1年前この部屋に引っ越して少し経ったころ、チャスジハエトリの赤ちゃんが何匹か住んでいることに気づいた。

その中でもよく見かけるやつにダニエルという名前をつけていたのだが、もちろん個体の識別は出来ていないので、ダニエルが一体何匹いるのか私には不明だった。

ダニエルより小さかった場合は、まさか縮むわけはないのでダニエルではない、と認識できるが、ダニエルより大きかった場合は、ダニエルが大きくなったのかもしれないので、ダニエル。とにかく大体みんなダニエル。

 

では、この写真に写っているのがダニエルかというとそうではない。

ダニエルは、寿命的に、多分もう死んだと思うので、これはサマンサ。

 

先月、デジカメというものを10年ぶりくらいに買ったのだが、まだまだ残暑が続く中、外に昆虫写真を撮りに行くのが嫌だった私の格好のモデルとなったサマンサ。

でもiPadで撮っても、眼とかちゃんと写ってるし、これで充分じゃね?とか、正直、本当にデジカメ って必要なのかなーとか疑っていたのだが。

 

これ。

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オリンパスtg-6 の顕微鏡モードで撮影。

1センチのハエトリグモが、コアラのような愛らしさ!いや、もうこれはコアラ。

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そして、これ。眼が。毛が。洗たく用洗剤が。

これはやはり買ってよかった。ただ、未だにカメラを持って外に繰り出せていないので、まだまだ熱くは語れない。

明日は遅い夏休みで有休取ったのに天気予報は雨。

 

※ちなみに、この後、サマンサは家出をしてしまった。

親切のつもりで綿棒に染み込ませた砂糖水をあげていたのだが、もしかしたら迷惑だったのかもしれない。

蜘蛛は本当に本当に臆病な生き物なので、もっと優しく接しなければならないと思った。