ミナミアオカメムシはボスニア・ヘルツェゴビナの夢を見るか?

ボスニア・ヘルツェゴビナには、「カメムシを家の中で見つけると、その家はまもなく金運を授かる」という言い伝えがあるそうです。

ミナミアオカメムシ その3

卵から孵って21日目。

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掃除や餌やりの際にフタを開けると、すごい勢いで出てこようとする。力もどんどん強くなっている気がするので、抑え込むのが大変になってくる。

ただ、この段階ではまだ翅が生えていないので、飛んで逃げることはない。ちなみに、臭いを出されたことはなかった。もしかしたら、成虫になるまでは臭いは出せないのかもしれないが、定かではない。

というか、多分、この回の飼育では、臭いを出されたことは一回もなかったように思う。卵から孵った時から飼育していたので、人間に触られてもほとんど驚かなくなっていたのかもしれない。

 

卵から孵って22日目。

そろそろ狭そうだけど、それでもまだ群れていたいようだ。

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よくペアでいるやつは同じペアなのだろうか?個体を識別できないのが残念。

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お腹ツヤツヤ。

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かわいい。

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卵から孵って25日目。

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ついに、成虫になったやつが2匹。

下の写真は、成虫になった個体(左)、まだなってない個体(右)。

成虫になるとお腹はツヤ消しに。

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で、他の4匹も頭部の辺りが黒っぽくなっている。これがもうすぐプリッと剥けて成虫になるのだ。

 

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 私は、「液晶に貼ってあるボロボロになった保護フィルム」(買った時についてる簡易的なもの)、「剥がれかけたペンキ」、「めくれかけた壁紙」、などを見ると、とことん剥がしたくなるので、この時も剝きエビのようにプリッと剥いたらどうなるだろうという衝動に襲われたが、そこは命がかかっているので我慢する。

それはまあいいとして、この時、無農薬のピーマンが手に入ったので、あげてみた。食べることは食べていたようだったが(正確には「食べる」というより、「吸う」)別に大好評というわけでもないようだった。

その4へ続く。