ミナミアオカメムシはボスニア・ヘルツェゴビナの夢を見るか?

ボスニア・ヘルツェゴビナには、「カメムシを家の中で見つけると、その家はまもなく金運を授かる」という言い伝えがあるそうです。

【閲覧注意】見て見ぬふりをしていたこと

気がつけば年が明け、というか、もう年始も終わってしまった。

 

そして、日々、「次の長期連休にやろう」と思ってることが、毎回半分も片付かない。

やはり土日だろうが平日だろうが、少しずつでも進めていかないと、例えどれだけ長い長期休みがあったとしても一生やらないんだろうなあ、と思いながらとりあえず必要最低限のコンセント周りのホコリの掃除とか命に関わることだけ、やる。

 

あと、命には関わらないけれど、これだけは行かないとダメだ、と思っていたマトリックス・レザレクションを年末に観に行った。

はてな?」という感じだろうな、と思っていたら、やはり「はてな?」という感じだったのだが、いい。もう、いいんだ。

正直、ネオもトリニティもどうでもいい。とりあえず一番観たいのはエージェント・スミスなんだよ。

 

と、いう話は、まあ、ネタバレになるのでよいとして。

 

そういう感じで(?)年末年始にかけて色々と疲労困憊というか、戦争というか、自業自得というか、自分でもなにやってるかよくわからない、という感じになってしまっていて(毎年この時期は特にこうなる)

仕事にはちゃんと行ってるし、最低限の家事掃除やっているのに、これ以上まだなにかやる必要があるのか!!!??と一人で逆ギレして家に帰ると、

 

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そう、こいつの命を握っているのは私なので、こればっかりは「必要最低限のことだけしてるから、あとは知らないもんね!!」というわけにはいかないのである。

 

 

とか言いながら。

 

先月、こいつのうんちに白い紐状のものが混入していたのだが、

なんかもう、その事実に向き合う気力もなく、「これはきっとササミの筋かなんか」と思って自分を納得させた。

よくよく考えれば、ササミをあげるときはこれでもかと丁寧にほぐして(遅いと怒られながら)あげているので、筋なんか混入するとは考えにくく、そもそもササミに筋なんて元からあんまり入ってないし、もっと言うなら最後にササミをあげたのはだいぶ前で、それが今更うんちになって出てくるのはどう考えてもおかしく、かなり無理があったにも関わらず、「きっと、あれはササミの筋」と強く信じたまま年を越したのである。

 

しかし、年始。

↓(閲覧注意)(ウンチと虫の画像です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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うん、あんたはササミの筋じゃないな。(幸いなことに以前載せた瓜実条虫のように動いてはいない)

 

と、思い、すぐにうんちを持って獣医へ、

 

…行きたかったのだが、もはや仕事が終わった後だと次にいつ獣医に行けるか分からず、とりあえずうんちを捨てて会社へ行く。

今いるってことは多分半年前に猫氏がうちに来た時からいたんだろうし、それで元気にしてるってことは獣医に行くのが数日遅れたくらいで今更どうなるわけでもないだろう。

と思っていた翌日、意外に仕事が早く終わったので、猫もうんちも連れてないけど、とりあえず写真見せたら虫下しだけもらえないだろうか、と、思い、帰りに獣医に行くと、うんちを持ってこないと診断できるわけがないと、なぜか怒られる。

そして診察券を持っていなかったことでさらに怒られる。

いや、これもう半年前から診察券失くしたから新しく作ってくれと頼んでいるのだが、

その度に「もう一度探して下さい」と素気無く断られ、今に至るというか、

私はこう見えて細かいところがあるので、レシート、領収書、郵便物など全部チェックして、個人情報は全て切り刻んで捨てているので、これだけ時間が経っても出てこないということは最初からもらってないと思うのだが、今更最初からもらってないとも言えず、言ったところで証拠もないし、んなわけない、と切り捨てられて終わりだと思ったので、もう2度と来るかと思い、病院を変えることに決めた。

ここの病院は全てにおいてそんな感じの対応のため、なにしろ人が少なく、ほぼ待たなくてよかったのでそんな安易な理由で数回通ってしまった自分に反省。

 

で、ちょっと遠くの(と言っても近い)人気のある病院へ、週末に猫とうんちをつれていく。

さあ、先生、うんちも持ってきました、猫も連れてきました、うんちを検査して薬をください。

と、いうと、「とりあえず写真を見せて」と。

 

別の病院の先生(優しい)「これは線虫ですね。なんの線虫かわかりませんが、線虫なら薬は全部同じなのでうんちの検査はしなくて良いです」

 

 

ほらあああああ!!!そんなことだろうと思った!!!!!うんちいらんやん!!!

(獣医師の判断によるので、どちらが正しいとは言い切れないけど)

 

そして念願の虫下しをもらった。

私「先生、これを飲ませたらうんちに虫がいっぱい出てくるんですか」

別の病院の先生(優しい)「そうですね。悲鳴上げないようにね」

 

先生は私が一体どんな珍しい写真が撮れるだろうと嬉々としているとは夢にも思わなかったであろう。

 

 

↓(閲覧注意。再度うんちと虫の写真)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あれ…意外と大したことなかった。

この後、1週間後に残った卵を出す為にもう一度同じ薬を飲ませるのだが、その時も特に出てこなかったので、多分これで終わり。

 

しかし、今少し太り気味になってきたところなので、虫がいなくなって100%栄養が取れるようになったらますますドスコイになるんだろうか。

女性の瞳の奥にあるもの

他人から不当な扱いを受け、自分も仕返しに相手に不当な扱いをすると、そこだけ見た人は私にも原因があると思うか、もっと悪ければ私のほうが悪いと思ってしまう。

ゆえに、不当な扱いを受けようともただただ冷静に返し、周りの人にどちらが善であり、どちらが悪であるのかをしっかりと印象づける。そう、この世は感情的になった者の負けなのです。

 

などと悟ったような気になって、ふと考えてみれば、世の中、結構、感情的に喚き散らしてる奴が自分の望みを強引に叶えているではないか。

モンスタークレーマーなんか良い例で、これ以上騒がれるとめんどくさいからとりあえず、これあげとこう、あるいは代金タダにしとこう、とか。

でもそうやってみんなに嫌われて疎まれてまで粗品や代金踏み倒しがしたいか、と言われると絶対嫌だ。

嫌だと思ってるうちはあいつらには勝てないのか。

 

とかなんとか、なぜこんな抽象的な書き方をしているかというと、

まあ、本当は具体的に書きたいことが山ほどあるのだけど、

私はこのブログを始めた時に、「もしこのブログが爆発的に売れたら、広告つけて収入源にするぞ、そうなると、会社に副業として申請せねばならないから、それに備えて会社の人や実際の知り合いに見られてまずいことは書かないぞ」と計画したのである。

 

で、ブログを始めて1年くらい経ったけれども、まあ、なんですか。

 

ブログの更新頻度は月に1度、訪問人数は1日数人。

 

これで副業、ブロガーやってますなどと会社に申請しようものなら笑いものになるのは確実、いや、しかし、なんだ、逆によく1日数人も見にきてくれるものだと感心している。

ほとんどお知り合いの方か、たまたま検索で引っかかって飛んできた方のような気もするのですが、ありがとうございます。

 

が、しかし、人生いつ何が起こるかわからないので、いつ、このブログがバズるとも知れず、それゆえに私は当初掲げた方針を変えず、特定できない範囲であったとしても、あんなこともこんなことも書かないのである。

で、まあ、そんな感じで、まあ誰がどう、何がどうとは書かないんだけど。

 

昔から、女性という生き物に関して立てている、仮説がある。

その昔。私が高校生くらいのことであるが、当時、「美魔女」という褒めてるんだか貶してるんだかまるでわからないアホみたいな言葉が流行り(まあ、今でもその言葉自体は生き残っているけど)、テレビでは20代に見える40代やら、50代の女性を特集する企画をしょっちゅうやっていた。

それを母と見ていた時、私と母の意見として「たしかに見た目も服装も肌の綺麗さも20代といえば20代に見えるのに、なにかしらとてつもない違和感を感じるのはなぜなのか」と考察した結果、

「これまで脳内で◯害してきた人数が20代のそれとは桁が違うのではないか」という結論で一致した。

と、いうとわけがわからぬかもしれんが、もちろん美魔女たちが実際に◯人を犯したと言っているわけではない。

脳内で、である。

太古の昔より、女性というのはその体格や力の不利さにより、非常に虐げられて生きてこなければならなかったわけで、

旦那、姑、場合によっては自分の子供を始め、社会、政治、あらゆることに対して怨恨と殺意を抱く機会が多々あったのである。

とはいえ、これを本当に◯害してしまうと自分の身が破滅するので、ではどうするかというと、脳内で◯害し、何事もなかったかのように人生を送るのである。

もちろん力や権力により虐げられ、恨みを抱くのは男性も同じなのだが、なんつーか、違うじゃん、怨恨の深さっていうか、執念深さっていうか、男と女では。

 

時は流れ、美魔女などという知性のかけらもない言葉が氾濫する世界となったころ、女性の地位は向上し、昔に比べれば、随分と女性にとって住み良い世の中とはなったものの、やはり、まあそういう機会は相変わらず多々ある上に、昔からの習慣とはそう簡単には消えないわけで、これを脳内で◯害せずしてなんとしよう。

 

というわけで、もう、生きている年数が長ければ長いほど、◯害してきた人間の亡霊が付き纏うようになり、いくら若い格好をしようと、化粧をしようと、カラコンをしようと瞳の奥の闇は隠せないのである。

それが美魔女に感じる違和感の正体。多分。

今まで「脳内で◯害」と書いてきたけど、結局それは呪詛と呼ばれることであり、まあ、やってはいけないことだし、いずれ自分に返ってくるのだが。

自分も相手も現実には生きてんだから本当に◯すよりマシじゃないか。

それに、駄目だというなら理不尽なことする奴全部牢屋に入れるか、この世の女性全員頭を丸めて尼にでもなるしかないわけで、

そうなったらそうなったで多分社会は成り立たなくなるし、

仮にそうなったとしても「男子は尼僧のここを見てる!女性らしい尼僧の振る舞い」とか「大人かわいい尼僧ファッション」などという馬鹿馬鹿しい広告が乱立し、

もはやなんとなく女性が全員尼僧っぽくなったね、というだけで結局脳内◯害は止まないので意味ないのである。

女は皆、それぞれに脳内で◯害した亡霊を引き連れて歩いています。

みんな違ったクソ女郎。みんな違って桁違い。

仲良くしろよ尼僧ども。

 

というか、具体的に書かなくても、今とんでもなく危険な思想を書き込んでるような気になってきて、これは危ない気がしてきている。

が。

あくまでも「脳内」の話というか、比喩ですから!

 

女性と対峙する時は、相手の目を見て、その人数を見る、

自分と桁が違えば、

 

 

 

 

 

 

 

 

逃げろ。

 

【カマキリ】最大のゴールとは

この前暇だったので、墓場を散歩していた時のこと(別に最初から墓場に散歩しに行ったわけでなく、神社とか寺をうろうろしていたら気づいたら墓場にいた)。

ふと見ると足元にカマキリの子供。

私の気配に気づいた途端、死んだフリしてピクリとも動かず。

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カマキリと言えば、相手の大きさに関わらず(というかわからないんだろうけど)カマを振りかざして威嚇するというイメージだったんだけど、

まだ小さいとこんなことをするのか、かわいいなあとか、思いながら、歩いていると、また別のカマキリ。

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こ、これは…

 

あれじゃないか。

 

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交尾が終わった後メスがオスを喰らっている。しかもオスからハリガネムシ(寄生虫)出てきてるし。

カマキリは交尾の後、メスがオスを喰うという話は聞いていたけど、実際目にすると結構ショッキングなもので、やはりどうしても咄嗟に「かわいそう」と思ってしまう。

何がかわいそうって、このオス。

私が見た時には真っ二つにされてハラワタを喰い尽くされていたにも関わらず、まだ頭が動いていて、その眼がこっちを見ていた(ような気がした)のだ。

そしてメスのカマキリはあらかた喰い尽くしてどこかへ行ってしまったので、

私は見るに忍びなく、踏んづけてトドメを刺した。

さっきの死んだふりしていた子カマキリがオスかメスかわからないけど、あいつも大人になったらこのような壮絶な運命を辿るのか…。

と、思ったのだが、考えてみれば虫にとって、自分の子孫を残すというのは最大のゴールであるため、ここまで生きて辿り着けたら万々歳か。

とすると、私がオスのカマキリを踏んづけてトドメを刺したのは正しかったのか間違ってたのか、もはやどちらでも良いことだったのか。

 

たまに虫の生態を調べてると、そんな一生悲惨すぎる…と思ったあとに、

ああ、でもそうか、生まれた時から大きなサークルの中で自分のすべきことが決まってて、生きる限りそれをやり続けるしかなく、自分の子孫、あるいは自分の種の子孫、あるいは地球全体の生態系を保持するという大きな目的のために死んでいくという、崇高な一生なのだなあと気がついて、なんか、羨ましいと思ったりする。

 

ナベブタアリというアリの一部のアリは頭がマンホール状になっていて、それに産まれたら一生巣のフタらしい。

何があろうとフタ。死ぬまでフタ。子孫を残すこともなく、ただ、フタ。

なんという…と、思うけど、じゃあ、自分は社会の役割の中で、そのフタ以上に役に立っているのだろうか。

私なんかフタに生まれてきたほうがまだ良かったんじゃないか。

人類なんてみんなフタに生まれてきたほうがいいんじゃないかな。

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最近、映画観るとき、猫が邪魔で見えない。

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これはザ・スピリットという、アホすぎてあんまり売れなかったけど私はすごい好きな映画を見ていた時で、ヒーローのスピリットが猫好きでたくさん猫を飼ってるというシーンなんだけど、手前の一番大きいシルエットはうちの猫。

アクリルガッシュでキマダラカメムシを描く

なんで、そろそろブログを更新したい更新したいと思いながら気がつくと絶対1ヶ月は経っているんだろう。

 

猫って遊んだあとは肉球ピンクの濃さが増すって知らんかった気がする。

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平常時↓

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猫の肉球が汗でしっとりしてるのすごい好き。

 

最近は猫タワーを買ったり、肉まんを作りたくてせいろを買ってみたり、GO TO EAT食事券を調子に乗って結構買ってしまったり、散財中。

さらに、アクリル絵の具で絵を描きたくなって画材を揃えてさらに散財。

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世の中大体何をするにも金がいる。

そんな中、夜ウォーキングをしていて、ふと、走るのってタダだし、運動すれば病気になりにくくなって医療費も減るしすっごいコスパいいじゃん、と思って、最近は仕事の後に何かに追い立てられるかの如く走りまくっている。

(まあこれもハマりすぎてウエアやシューズに凝り始めたり、マラソン大会に参加したりし始めたらまた金がかかるのだけど)

しかし、体力つけとけばこの世がウォーキングデッドの世界になったときや、ラプトルに追いかけられた時に助かる確率がグンと上がる。

そういう場合に助かる確率が上がる条件としては、まあ、銃のスキル、美男美女であることや、頭がいい、とかそういうのがあると思うんだけど、

まあ現実的に克服できそうなところだと

 

1 メガネをかけていない(できればコンタクトもしていない)

2 泳げる

3 車の鍵がなくてもなんか線を繋ぎ合わせてエンジンをかけることができる

この3つが大きな鍵となると思うのだが、1は眼科(レーシック)、2はスイミングスクールに行けばいいとして、どうしてアメリカの映画に出てくる人たちは、一般人という設定であってもかなりの確率で車のエンジンをかけるスキルを持っているのか。

あれはどこに行ったら教えてもらえるのですか。

とはいえ、この地味な条件をクリアしたとしても多分最後までは生き残れないからそんな苦しい思いをするくらいなら序盤で死んだ方がいいなとも思う。

Sawの最初のほうで鍵穴覗いて銃で撃たれて死んだおっさんとか、後の人と比較するとすごい楽な死に方でずるい。

 

違う、こんなどうでもいい話を書きたかったんじゃないんだ。

アクリル絵具の話。

アクリル絵の具のセットが売ってなくて結局アクリルガッシュを使って描いたキマダラカメムシ

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カメムシ自体よりも後ろの木が描けなくて何回か捨てようかと思った。

ネットで木の描き方を調べてもどれも枝葉の描き方ばかり解説してあって全然参考にならず、一個だけ漫画の描き方を説明してるサイトで、「光が当たってる向きでグラデーションを作りながら、樹の肌の菱形を意識して描け」というようなことが書いてあったので半ばやけくそでガツガツ塗ってみたらやっとそれっぽい感じに。

アクリルガッシュ、水彩紙を使えば相当塗り重ねても水をたくさん使ってもほとんど波打ちも紙が傷ついたりもしないので、かなり描きやすい。失敗しても上から塗りつぶしたらなんとか修正できるし。おすすめです。

キマダラカメムシと死んでいたアシダカグモ

なんかグダグダしてるうちにまたキマダラカメムシの季節に。

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この後、手におしっこされた。カメムシが臭いのは腋の下から放出される臭いなので、おしっこは特に臭くない。

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ちなみにこの木に5匹くらいいたので、全部手に乗せて写真撮ったら良い絵になるかと思ったけど、乗せれたところで一人だったので多分写真撮れないと思ってやめた。

「すみませ〜ん、写真撮ってもらえますか」と声をかけてきた人が手にいっぱいのカメムシを乗せていたら皆さんはどうしますか。

 

 

 

 

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ばあちゃんちの壁で死んでいた巨大なアシダカ軍曹。

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こちらは動かないので撮り放題。この後、庭の植木鉢に葬った。

 

 

 

前回も書いたように暑かったり雨だったりであんまり外に散歩に出ていないので、振り絞るかのような虫の写真たち。

 

涼しくなった夜に散歩出た時にふと公園の手すりに手をかけたらそこに何かあったので、よくよく見ると黄金虫が交尾しており、

あああああ!ごめんっ!!と言いつつ、写真を撮ろうとしたのだが、暗くて全然撮れず。

 

とりあえずそのくらいのエピソードしかないので虫以外の話を。

 

 

 

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開け方が雑すぎて破れているのはともかく、この、うんちが臭わない袋。本当に臭わない。

200枚入りで1400円弱とかそれくらいで、1枚6〜7円するのだが、まあレジ袋も有料となった今、それほど高くもないのかもしれない。

とりあえずゴミの日が明日、とかいう日はすぐ捨てるのもなんかもったいないので、普通のポリで捨てたりとか、多少使い分けしつつ節約。

 

私は去年の夏場は生ゴミをゴミの日まで冷凍庫で冷凍していた。

これ、普通にやる人と、「信じられない!そんなことするくらいなら死んだほうがマシだ」と言う人にきっぱり分かれるようで、政治、宗教、野球の次くらいに「生ゴミを冷凍庫に入れるか否か」という問題は、社会人として話題にしないほうがいいカテゴリであると認識している。

私としてはすでに腐ったものを冷凍庫に入れるのは当然不衛生だけど、冷蔵庫に入っていた野菜、肉、などを一回出して、皮、食べられない部分、食べきれない部分を再び冷凍庫に戻してるだけだからなんら問題ないと思うものの、やっぱりなんとなく後ろめたい、そんな生ゴミ冷凍庫問題もこの袋を使えば考えなくて済むのでは、と思ったのだが。

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こいつが来てから24時間エアコンつけっぱなしで快適な温度にしているため、それほど生ゴミが臭うという問題がそもそもなくなったのであった。

ちなみに、使いかけた玉ねぎを冷蔵庫に入れる際、ラップで包んでこの袋に入れたら冷蔵庫の中が玉ねぎ臭くならないんじゃないのと思ってやってみたら、

当然臭いはしなくなったものの、冷蔵庫を開けて水色の袋を見ると、やっぱりどうしても「うんちを入れる袋」であるため、「ついに私は頭がトチ狂ってうんちを冷蔵庫で保管しているのか!?」と一瞬ビビってしまうので、次からやめようかとも思う。

夏のヤモリ

ここのところ仕事が忙しくすっかり更新が滞ってしまった今日この頃。

 

ファイザーワクチン2度目を8月初めに接種して、

念のため次の日休みにし、万が一にも私に突然何かあった時、猫が飢え死にすることのないように水を至るところに置き、オートフィーダーを1日2回作動させていたにも関わらず、幸い全く副反応はなく、それよりもなによりも仕事が忙しく、大雨警報は出るわ実家は浸水しかけるわ(幸いギリギリのところで免れた)、いろんなことが滞りに滞り、緊急事態宣言で在宅も増え、さらに混乱するかと思いきや、なぜかなんとか落ち着いてきたという、そんな夏。

 

落ち着いたら落ち着いたで何かしら忘れているんじゃないかと不安になる。

 

そんな感じで時間がなかったのもあるけれど、外が酷暑か大雨か、の、どちらかなもので、全然虫の写真も撮れていない。

 

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最近うちに現れる巨大ヤモリ 。やめて、その網、そこまで想定して設置してないから壊れるよ。

ちなみに、前回のブログで書いた瓜実条虫は2回目のブロードライン(首の後ろに垂らす薬)後、いなくなった。

中にはブロードラインだけでは駆除できず、経口薬や注射までしないといけないケースもあるそうなのに、むしろ、2回目でそんなすぐにいなくなるのなら、1回目なぜに効かなかったのか謎。

まあ、目に見えない別の虫がまだいる恐れもあるので、一度病院で検査してもらおうとは思っている。

 

 

【寄生虫】【閲覧注意】猫の尻から虫が出てくる話

外猫を家に入れたことのある人、あるいは飼い猫を外に出している人は知っている人も多いと思うが。

猫の尻からは結構虫が出てくるという事実。

 

これがもう本当厄介。

 

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見た目からしてかなりやばい様相の虫。4mm程度。伸び縮みするのでもっと大きく見える時もある。

その昔、海外ドラマXファイルに「うず虫男」という、下水道に人間ほどの大きさの寄生虫が潜んでいて人間に寄生するという恐ろしいエピソードがあったのだが、

まさに寄生された人が吐き出していた虫そのもの(というかまあ、ドラマがこの手の条虫を元にデザインしたのだろうけど)。

 

最初に書いたように、私の実家も昔は猫を外に出していたし、飼った猫はみんな元野良猫だったため、まあ、割と見慣れた存在ではあるものの、

やはり条虫を発見した時の心境はものすごい不快である。

 

先日うちにやってきた猫は無事去勢手術を終え、多少声も小さくなり、一時は具合が悪くなったものの復活し、

 

復活したと思ったら元気に尻から虫を産み始めた。

 

というか、うんちをするとほぼ100パーセントいる。うんちをしていない時でも、尻周りをチェックすると、大体60パーセントくらいの確率で虫を産んでいる。

 

もちろん、見つけ次第、ティッシュで取って捨てるのだが、もはやこの虫を見てもあんまり何も思わなくなってきた。

私の家に来る前に、ブロードラインという寄生虫駆除とノミ駆除の薬をしてもらっているので、 そのせいで虫が体外に排出されているものと思われるが、いつまで続くか不明。

その薬は1ヶ月に1回しかできないため、今月末までいなくならなかったら、追加で薬を使う、それまでとりあえず様子を見るしかない。それでもいなくならなければ、飲むタイプの虫下し。

というのが、獣医さんや知り合いの意見を総合して出した計画である。

 

この虫は、ちなみに尻から産み落とされてしばらく経つとこのようなゴマそっくりの姿に乾いてしまう。

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これはまだ乾きかけくらいだが、完全に乾くともうゴマそのものである。

嫌いな人にそれで胡麻和えを作って食べさせたらどうなるのかと

 

今回この虫について色々調べたら何点か勘違いをしていたことがあった。

・尻から出てくる小さい虫は幼虫ではなく、中の本体が千切れて一部が出てきている。

・ゴマ状のものは卵だと思っていたら上記の通り、時間が経って乾いた条虫の一部である

 

それを確かめた結果がこれ。

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ゴマに水をかけてたった3分!

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あらまあ、あの見慣れた尻から出てくる虫に!

果たしてこれはまた動き出すのかしら。

と思ってちょっと見ていたのだが段々飽きてきて、とはいえ、目を離してる隙に「あれ!いない!」などというホラー映画かサイファイ映画の序章のような展開になっても嫌なのでハイターかけて捨てる。

 

(ハイターをかければ世の中の都合の悪いものの80パーセントは滅される)

 

この後、さらに動いている虫をカッターで切って切断された両方がトカゲの尻尾のように動くのか、という実験も行ったが、カッターの切れ味が悪く、何回も切っているうちに、なんだか自分の行為に対して胸が悪くなってきたので、ハイターをかけて捨てる。

多分、動く。以上。

 

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飼い主の奇行に猫ドン引き。

私はお前を助けるために危険を冒して色々実験しているんだぞ。

 

 

 

ところで、猫の名前、「ブルー」に決めました。

ジュラシックワールド新シリーズのラプトルの名前からです。

歯肉炎で歯の調子があまりよくないので、ラプトル並みに丈夫な歯になって長生きしてくれればとの願いを込めて。

 

名前ブルーにしたよ、というと「ああ、怖がりだからブルブル震えてるブルーね」と勘違いされるくらいビビりなので、ちょっとしたことですぐ怒られていると思って逃げていってしまう。

 

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ジュラシックワールドで、ラプトルたちはこのクリッカーのカチカチという音を合図に調教されていたので、これでうちのブルーもしつけてゆくゆくは獰猛な番猫にしよう、と入手したところ、これの発する音が想像よりも死ぬほどうるさかった。

当然、ビビリのブルーにこんなものを使ったら一生嫌われてしまうに違いなくお蔵入りに。

というか、ブルーの鳴き声以上に近所迷惑になりそうなくらいうるさい。